LAF22 もっと身近にSDGs③ [更新日:2024年12月2日] もっと身近にSDGs 第3回 を開催しました。 〇日 時 令和6年11月30日(土)10:00~12:00 〇場 所 中滑川複合施設メリカ(滑川市) 〇講 師 一般社団法人ばいにゃこ村 代表理事 樋口 幸男 氏 〇テーマ 地元のにぎわい創出と環境保全 樋口先生は色々な肩書きをもっておられますが、何をしているかと言えば、周りの困っている人を助ける「何でも屋さん」と言われました。SDGsを意識して行動しているわけではないけれど、周りの大切な人々のために活動していた内容がSDGsにつながっていたということです。 もともとはご自身のお子様のために良い地域をつくりたいという思いが起点となっており、にぎわい創出のためのイベント、海岸清掃、子ども食堂、被災地支援など幅広い活動をされています。 日本は世界と比べて人助け指数が圧倒的に低いことを教えていただきました。海外ではボランティアや寄付が当たり前と聞き、ショックを受けました。 後半はメリカの施設見学を行いました。元旦の地震で実際に使われた非常階段を見学したり、能登への炊き出しボランティアを行っているキッチン、避難所となる大きなホールなどを見せていただきました。避難所は普段から親しんでいる場所の方が安心して過ごせるとの想いで、子ども達が遊ぶスペースが多く準備されていました。 メリカは当初は来場者1万人ほどを目標としていたそうですが、樋口先生のアイディアと労力により20万人を超えたそうです。当初はネガティブな意見も多かったそうですが、これだけ地元に集客できた結果を見て地元の人々からの声も建てて良かったと逆転したそうです。 海外清掃をした人はゴミのポイ捨てはしない、清掃する姿を見せることでポイ捨てを踏みとどまる、など実際に行動を起こしておられる樋口先生の言葉には重みがありました。 「私のSDGsは身近な人たちのため」の実践例を知る、貴重な機会となりました。 受講者の皆様からは、 「広くではなく、個人、仲間で考え、行動が大切と思いました。言葉より心、方針より行動、ささりました。」 「メリカの素晴らしい施設に感動した。有意義に使ってほしい。」 「新しい建物の活用方法として実際に見学できて良かったです。20年くらい前に滑川に住んでいたことがありますが、その時にこんな建物があってもこんな活用はできなかったと思います。時代の変化と関係者の気持ちを感じることができました。」 などの感想をいただきました。 次回は、12月14日(土)「捨てるをまわす暮らしをつくる」 講師は、株式会社米三 常務取締役 増山 武 氏です。 お問い合わせ先 富山地区センター 〒930-0009 富山県富山市神通町二丁目12番20号 電話番号:076-441-0301 FAX番号:076-441-0328