LSC61 テクノロジーで未来探究! 第3回を実施しました。 [更新日:2025年6月23日] 日 時 令和7年6月21日(土)13:30~15:30 会 場 高岡地区センター学習室 内 容 未来への贈り物-私たちにできる資源循環- 講 師 富山大学 先進アルミニウム国際研究センター長 柴柳 敏哉 氏 【講座の概要】 ○講義 講座の前半では、講義「未来への贈り物-私たちにできる資源循環-」が行われた。 ・ヨーグルトやカップ麺のフタはアルミでできている。多くの人がゴミとして捨ててしまうが、実はゴミではなくリサイクル可能な貴重な資源である。 ・富山は日本有数のアルミ製品の出荷地であり、日本各地でその製品が使用されている。特に、東京駅舎の窓枠やスカイツリーのカーテンウォールなど日本を代表するランドマークにおいても富山の技術が使われている。 ・アルミは軽量でさまざまな分野で活用される素材だが、ボーキサイトからアルミ地金を製造する時に1kgあたり10.82kgのCO2を排出する。一方で、再生アルミ合金では1kgあたり0.32kgの排出にとどまる。つまり、アルミ製造はリサイクルによって、CO2排出量の劣等生から優等生になる。 ・これまで私たちは、大量生産、大量消費、大量廃棄の時代を生きてきた。これからの10年で、その仕組みをいかにアップグレードできるかが問われている。 ○ワークショップ 講座の後半では、「リサイクルアルミグッズをデザインする」というテーマでワークショップが行われた。 ・何を作る(あったらいいな、というアイデア) ・どんな楽しさを作りこむ ・どうやって作る ・私だけのオリジナルグッズ 受講者は4~5人のグループに分かれ、上記の観点から付箋を用いてアイデアを出し合った。各グループで話し合いながら、1つのアイデアに絞り込み、最後に発表を行った。 【受講者の感想】 ・今までにないユニークな講座でとても楽しかった。現在の大学生たちが学んでいる様子も知ることができて良かった。 ・ワークショップが大変勉強になりました。 ・いつもと違う講座でしたが、楽しく学ぶことができました。 ・アルミの再利用に関して理解することができた。 LSC61「テクノロジーで未来探究!」は今回で最終回となります。 ありがとうございました。 お問い合わせ先 高岡地区センター 〒933-0023 高岡市末広町1-7 ウイング・ウイング高岡7F 電話番号:0766-22-5787 FAX番号:0766-22-5872