後期の食の教室では「小粋なおもてなし」をテーマに開催しています。今回は、ねりきりを使った和菓子作りとお客様へのお茶の出し方、煎茶の淹れ方といったおもてなしについて、大日本茶道学会正教授の大上戸仙裕先生にご指導いただきました。
　お客様へのおもてなしについては、茶碗や茶托のセッティング方法、お客様への出し方、煎茶の淹れ方をわかりやすく教えていただき、また、参加者からも質問が多く寄せられました。おもてなしの心得についてのエピソードも話していただき、より実生活での実践につながる内容となりました。
　和菓子はねりきりを使ってクリスマスツリーやリースに形づくりました。参加者の皆さんは思いの他、繊細な作業に集中して取り組み、華やかな彩りとともに美しい和菓子にしあがりました。
　これから、クリスマスやお正月シーズンとお客様をお迎えする機会が増えます。また、家族や仲間内でも一緒に菓子を作りながらお茶を楽しむこともいいかもしれません。実生活に役立てていただけるとうれしいです。