Bコースの第3回目のジオパーク散策を11月15日(水)に開催しました。行先は宇奈月温泉から宇奈月ダム周辺を散策してきました。今回の講師は、黒部峡谷ナチュラリストの坂井泉氏にお願し、宇奈月温泉の歴史や自然等について解説していただきました。
最初に、駅近くの引湯管、宇奈月温泉を開湯した山田胖像を見学し、山彦遊歩道を通り、途中、山彦橋からトロッコ電車に向けて手を振り見送る。宇奈月ダムまでトンネル、冬季歩道を通り、10時前に宇奈月ダムに着く。宇奈月ダムの見学では、ヘルメットを着用し、エレベーターで約50メートル下がり、監査廊を約90メートル移動し、ダム職員から説明を受けながら見学する。最後に情報資料館「大夢来館(だむこんかん)」を見学し、温泉街に戻る。
天候にも恵まれ、少し寒かったが、周辺の山々が紅葉し、散策日和でした。説明の中で、火山地帯でないのに、源泉が100度近くあるのは、大変、珍しいことだと説明された。宇奈月ダムは、昭和44年に大洪水があり、その後、ダム建設の計画をし、平成13年に竣工した。ダム建設の主な目的は、洪水調節、水道用水、発電の3つで、そのお陰で、私たちは、安心して生活できることに改めて感謝したい。また、出し平ダムと連携排砂しているという説明もあり、受講者も新しい発見や改めて思うことがいくつかあったかと思われる。
所在地 |
〒938-0862 黒部市宇奈月町浦山2100−2 TEL:0765-65-1810 FAX:0765-65-1839 |
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