令和7年度富山地区セミナー開催 [更新日:2025年11月26日] 富山地区生涯学習団体協議会では、毎年、教養講座とは別に、富山地区セミナー「豊かな知識の世界へ―学ぶ楽しさ、知る楽しさ―」をテーマに、講師を招き、2回講義を開いています。 令和7年度 富山地区生涯学習団体協議会主催「富山地区セミナー」(全2回)の様子を紹介します。 ◆日時 第1回 令和7年11月 7日(金)13:30~ 第2回 令和7年11月21日(金)13:30~ ◆場所 県民生涯学習カレッジ富山地区センター学習室 ◆講師・演題 第1回 富山県土木部建築住宅課 主任 本居 貴紀 氏 「空き家対策(出前県庁しごと談義)」 第2回 オフィスデスティン 代表 池田 紅子 氏 「科学っておもしろい!もみ子先生の実験講座」 第1回は、出前県庁しごと談義として、富山県土木部建築住宅課 主任 本居氏を迎え、空き家の現状と対策について話を聞いた。 はじめに空き家の現状(国内、県内)について話を聞いた。人口は減っているのに、世帯数は増えている実態、そして、今後少子高齢化がますます進むにつれ、空き家の発生が懸念されると伺う。 次に、空き家にしないための対策について話を聞いた。未然防止、適切な管理と早めの利活用、解体の三つの基本対策があり、市町村の窓口に相談し、空き家関係の法律や制度を活用して進めるのがよいと伺った。 受講者も身近な問題として話を聞く時間となった。 <第1回 受講者の感想から> ・知り合いにも空き家に悩んでいる人がいる。時間が経つにつれ対処が大変になることをあらためて自覚した。先送りにしているなと思った。法律や制度を知り、具体的な取り組みを聞き、少しだけ、少しだけ前向きになりましたが、‥‥。 ・自宅の周りに一目で空き家と分かる家があちこちにある。今後大きな地震が起こったらどうなるのか。空き家の解消を願うばかりだ。我が家についても私事として考えたいと思う。 ・我が家は去年ようやく売れた。15年ほど心がもやもやして精神的負担が大きかった。相談できるところがたくさんあることを早く知りたかった。 第2回は、デザインオフィス デスティン 代表 池田先生を迎え、様々な理科実験を見せていただいたり、先生の指導・助言のもと、受講者自身が10を超える実験・活動に取り組んだりした。 講座準備の時間から、池田先生の声かけで受講者は「ボルトナット(はめ・はずし)」や「色合わせ」の活動に取り組んだ。 2時間を超える講座となったが、受講者一人ひとりが、童心に返る時間、成功感を味わう時間、そして失敗しても粘り強く取り組もうとする時間となった。 <第2回 受講者の感想から> ・子供心のようになり、とても楽しい時間だった。 ・ちょっとの考えで謎が解けたり仕掛けが分かったりしておもしろかった。 ・70年前に気持ちが戻り、また、頭を使い気持ちよく楽しいゲームをした気持ちになった。 ・脳トレをして、細胞がだいぶん減っている思いがした。 ・謎が解けたり変化の仕組みや仕掛けが理解できたりした時には、「やったー!」という気持ちになれた。歳をとってもうれしいものはうれしい。今日のような体験が最近少なかったように感じた。 お問い合わせ先 富山地区センター 〒930-0009 富山県富山市神通町二丁目12番20号 電話番号:076-441-0301 FAX番号:076-441-0328