令和8年度 高岡地区「教養講座」 第3回を実施しました。 [更新日:2026年7月22日] 日 時 令和8年7月3日(金)14:00~16:00 会 場 ウイング・ウイング高岡 503/504研修室 演 題 変わる高岡の夏 ~大雨・猛暑のデータから~ 講師: 気象庁気象防災アドバイザー 横 山 博 氏 講座の概要 ① 高岡の夏の変化近年の高岡の夏は、これまでの季節感とは大きく異なる様相を見せている。5月から真夏日が現れ、梅雨入り直後に大雨が降り、7〜9月には猛暑と熱帯夜が続く。ここ数年は、気温や降水量が観測史上上位に並ぶことが多く、夏の気候が明らかに変わってきている。 ② 極端な大雨と災害リスクの増加2025年8月の大雨では、半日で平年1か月分の雨が降り、地域一帯で浸水や土砂災害が発生した。短時間で強い雨が集中するケースが増えており、能登半島の豪雨のような極端な事例が高岡でも起こり得る。今後は、さらに激しい雨が増える可能性が高く、災害リスクは確実に上昇している。 ③ 暑さの長期化と熱中症の深刻化暑さも年々厳しさを増している。真夏日や猛暑日は珍しくなくなり、熱帯夜が続くことで夜間の体調管理も難しくなっている。熱中症による救急搬送者は高齢者が多く、発生場所は住居が最も多いという点に留意しなければならない。屋内でも油断できない暑さが続いており、日常生活の中での対策が欠かせない状況になっている。 ④ 気象情報を活用した備えの重要性大雨や猛暑に備えるには、早めの情報収集が欠かせない。危険度分布で自宅周辺の状況を確認したり、台風の進路を数日前から把握したりすることで、行動の判断がしやすくなる。暑さについては、2週間気温予報や暑さ指数を参考にし、作業時間の調整や夜間のエアコン使用などで体への負担を減らすことが重要である。早めの避難や、大雨時に田んぼなどの危険な場所へ近づかない姿勢が、これからの夏にはより求められる。 受講者の感想から 細詳な資料を基に分かりやすく説明してくださり、大雨、暑さ対策など心に留めることができました。キキクル、活用したいと思います。ありがとうございました。 最近の夏は暑いと思っていましたが、実際のデータを見て、緩やかな温暖化をひしひしと感じました。現代人は手にした快適や交通の便などを手放せないため、こうした温暖化の流れを止められず、子供たちには昔はこうだったと話すしかないのかもしれません。詳しく天気や防災について聞く機会がないので、おもしろかったです。 次回予告 第4回高岡地区教養講座 7月17日(金)14:00~16:00 演題:仏教美術(仏像)を楽しく鑑賞するために 講師:三宮 千佳 氏(富山大学芸術文化学部 准教授) お問い合わせ先 高岡地区センター 〒933-0023 高岡市末広町1-7 ウイング・ウイング高岡7F 電話番号:0766-22-5787 FAX番号:0766-22-5872