LAC77「食から健康を考えよう」第1回を実施しました。 [更新日:2026年6月7日] 日 時 令和8年5月28日(木)13:30~15:30 会 場 高岡地区センター学習室 内 容 発酵食品で健康に 講 師 石黒種麹店 店主 石黒 八郎 氏 【講座の概要】 〇石黒種麹店のこと 麹店は数多くあるが、種麹を作っているのは全国で9軒だけである。 米麹作りは江戸時代から、種麹は明治28年から行っており、先祖代々一子相伝で、昔ながらの手作りにこだわって作っている。 高岡出身の高峰譲吉博士が1894年に米麹から酵素を発見し、ジアスターゼに高峰のタカを付けて「タカジアスターゼ」と名付けた。酵素が多いほど良い麹と言われるが、県食品研究所で分析した結果、酵素量が一般的には1,000~2,000ユニットであるところ、石黒種麹店の米麹は5,200ユニットであった。 〇免疫力のこと 免疫には生まれ持った自然免疫と獲得免疫があるが、自然免疫は20代を100とすると、40代で半分に、70代では1割に落ちてしまう。免疫力を高めるためには、十分な睡眠、適度な運動、ストレスをためないこと、バランスの良い食事が大切で、特に発酵食品に関心が高まってきている。 〇味噌のこと 「味噌の医者いらず」という言葉がある。味噌汁が大好きだった家康は、当時の平均年齢が30代だったところ、70代まで生きた。 味噌は基盤になるものが三つあることから、別名「三礎」と書く。「味礎(うまみと香り)」「美礎(肌にいい)」「身礎(身体にいい)」。米麹が多いほど抗酸化力も高くなる。人間は腸に7割の免疫細胞を持っており、味噌汁を飲むことは即効性はないが、毎日続けることが大切。 〇甘酒のこと 甘酒は麹が作るブドウ糖、ビタミンB群、必須アミノ酸を含み、熱中症や夏バテにも効果があり「飲む点滴」と言われている。また、保湿成分も含まれており、口の周りの荒れなどにもいい。 免疫力を高めたかったら、腸内環境をよくすることだ。そのためには、おいしくて体にいい発酵食品を摂るのがいい。 【受講者の感想】 ・自家の仕事に自信と誇りを持って従事され、身体にいいことを追求する、その姿勢に頭が下がりました。 ・近年、発酵食品に注目することが多くなってきており、健康にかかわる事柄に興味があって参加しました。食は、身体を作るのに大切なことであると思います。味噌、甘酒、塩麹をこれからもっと利用したいと思いました。 ・味噌は良質なものを使った方が身体にいいことが分かりました。甘酒は今まで飲んでいなかったので、毎日少しずつでも飲みたいと思います。 ・味噌汁は大事な一品と考えて毎食食べています。今日、味噌汁の塩分は悪くないとわかりました。発酵食品で健康になりたいです。 ・古来よりの味噌の効能を再認識した。「三礎」とも言われるとのお話に納得。免疫力を高めるためにも「賢く味噌選び」を心掛けたく思いました。 【次回のお知らせ】 日 時 令和8年6月18日(木)13:30~15:30 会 場 高岡地区センター学習室 内 容 身体をいたわる食事のヒント 講 師 米国予防医学ヘルスケアコーチ 張田 照美 氏 お問い合わせ先 高岡地区センター 〒933-0023 高岡市末広町1-7 ウイング・ウイング高岡7F 電話番号:0766-22-5787 FAX番号:0766-22-5872