LAC31「人々の暮らしと寺社」第4回を実施しました。 [更新日:2025年11月22日] 日 時 令和7年11月20日(木)13:30~15:30 会 場 国泰寺 内 容 国泰寺700年の歴史と禅の教え 講 師 国泰寺 事務局長 坂本 昌志 氏 【講座の概要】 まず、本堂で坂本事務局長より臨済宗国泰寺派大本山である国泰寺の成り立ちと歴史、後醍醐天皇や将軍綱吉とのかかわりなどについてお話を聴き、位牌堂に安置されている将軍家や前田家、高峰譲吉などの位牌も見せていただいたり、普段は入れない本堂奥の天井画などについても説明していただいたりしました。 写真室には、歴代管長の写真のほか、山岡鉄舟、鈴木大拙、西田幾多郎の写真も掲げられており、特に山岡鉄舟は、廃仏毀釈の余波で荒廃していた国泰寺の復興に尽力したということを知りました。 次に、石庭(月泉庭)を眺めながら石の説明を聴いた後、外に出て、境内にある法堂、開山堂、三重塔(利生塔)、天皇殿などを見学しました。 本堂に戻ってからは、禅についてのお話をいただき、心と体のバランスが大切であること、身近なものに大切なことがあることなどを学び、禅の心に触れる機会となりました。 【受講者の感想】 ・国泰寺は高岡にありながら訪問したことがなかったので、楽しみにしていました。国泰寺にかかわる人物が多すぎて理解困難でしたが、このあと調べてみようと思いました。 ・我が家は国泰寺の檀家ですが、初めて奥の仏様を拝見でき、また天皇殿も初めてお参りできました。このご縁に感謝します。 ・当寺を訪れたのは4回目ですが、説法をいただいたのは今回が初めてでした。ありがたく思います。 ・私は高岡仏具商として各宗旨の道具や仏具等を扱い全国の寺に入ったが、今回国泰寺本堂に入るのは初めてで、楽しみのひと時を過ごすことができた。 ・三重塔、鎮守社等々、初めて拝見でき、とても楽しく時間を過ごすことができました。禅の心の少しを感じたように思います。昔、会社の研修でお世話になりましたが、40~50年経って、再度お世話になり、ありがとうございました。 ・50~60年前、当時の開山忌で、私の通っていた空手道場が奉納演武を行っていました。その時心田和尚達磨大師の言葉を書いていただいたことを思い出しました。今回の講座は、私にとって懐かしさと学習が重なり、とてもうれしい気持ちになりました。 LAC31「人々の暮らしと寺社」は今回で最終回となります。 ありがとうございました。 お問い合わせ先 高岡地区センター 〒933-0023 高岡市末広町1-7 ウイング・ウイング高岡7F 電話番号:0766-22-5787 FAX番号:0766-22-5872