令和7年度 高岡地区「教養講座」第7回を実施しました。 [更新日:2025年9月5日] 日時 令和7年8月29日(金)14:00 会場 ウイング・ウイング高岡 1F交流スペース 演題 オンリー・コネクト(すべてはつながっている) 講師 英語“ワクワク授業”研究所 代表 中嶋洋一 氏 講座の概要 手も足もないけど、心配もない ニック・ブイチチ(1982~)は生まれつき両手・両足がない。子供のころからいじめにあい、人々から奇異の目で見られる。人生に絶望し、人生を終わらせたかったと言うほどの苦しみを経験した彼が伝えたいこととは。日本とトルコ 友好の原点 ~エルトゥールル号遭難事件~ 1890(明治23)年、和歌山県串本町沖で、オスマン帝国の軍艦エルトゥールル号が遭難、500名以上の犠牲者が出た。当時の村人たちは生存者・負傷者の救済、犠牲者の送還に尽力した。これが、のちのイラン・イラク戦争(1985年)におけるトルコ航空機による邦人救出劇につながる。東日本大震災で最愛の人を失った遺族との出会い 角円(かど まどか)さんは元中学教師。2011年の東日本大震災で被災した人たちの生の声を聞き、多くの人に伝えたいと考えフォトライターの道を歩み出した。 南三陸町の防災対策庁舎で住民に避難呼びかけ続けて津波の犠牲になった遠藤未希さんとその母のこと。妻子4人を失い、震災から2年後自宅跡地でひまわりの種を植えた自衛官の佐々木清和さんのこと。 自分の番 いのちのバトン 相田みつをは「過去無量の いのちのバトンを受けついで いまここに 自分の番を生きている」と記す。この詩は「それが あなたのいのちです それが わたしのいのちです」で終わる。「生きる」とはどういうことかの問いに向き合う私たちでありたい。 受講者の感想から 感想を一口では書けません。感動するお話の数々。当たり前が当たり前ではない有難さを心に刻みました。 深い話に衝撃を受け、自分の生き方の甘さを反省させられました。感銘を受けました。 今日の午前中は小矢部で中学生を対象に講演されたと伺いました。私の孫も中嶋先生のお話を聴いたはず。どんなことを学んだかお互いに話すのが楽しみです。 次回予告 第8回教養講座 10月24日(金) 14:00 演題:発達につまずきのある子どもの「わかる」「やりたい」を育む支援のヒント 講師:富山国際大学子ども育成学部 教授 河﨑美香 氏 お問い合わせ先 高岡地区センター 〒933-0023 高岡市末広町1-7 ウイング・ウイング高岡7F 電話番号:0766-22-5787 FAX番号:0766-22-5872