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毘沙門天立像(びしゃもんてんりゅうぞう)

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 真言宗清水寺で脇仏として奉られているものである。
 高さ183cmの木造(クヌギか)で、頭部、胴部などの各部に分けて刻まれている。頭部と胴部は共に裏面より内刳りされ、胴部には背板が充てられている。両腕は紛失しているが、肩部で組み矧ぎであることがほぞ穴により確認できる。いわゆる割矧き法の寄せ木造りで彫刻されている。
 足下に組み敷いた邪鬼は別材で造られているが、現状は胴体のみで頭部と四肢が失われている。
 本体の表面彫刻はまことに見事で、彫眼で怒号の面相に、甲冑をつけた武装、さらに邪鬼を踏みつけた腰部のひねりは両腕を欠いてなお威厳と躍動感を表現し、木彫独特の量感と荘厳さを感じさせる傑作である。
 製作年代は三代流派(慶・円・院の各派)が彫技を競った藤原期末から鎌倉期にかけての頃と思われる。
指定・種別
県・有形文化財(彫刻)
員数
1躯
指定年月日
昭和60年9月12日
所在地
朝日町南保4740-1
所有者・管理者
清水寺
問合せ先
清水寺
0765(82)1253
詳細関連情報
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