銅錫杖頭附鉄剣(剱岳発見)(どうしゃくじょうとうつけたりてっけん(つるぎだけはっけん))
錫杖頭は明治40年7月、参謀本部陸地測量部員の故柴崎芳太郎氏が、人跡未踏と信じられていた剣岳頂上をきわめたおりに、山頂で発見されたものである。
錫杖頭は長さ13.4cm、輪経10.9cmのうちわ状の輪郭をしており、輪の下部は内側に巻込み蕨手になっている。細部は欠落して環も失われているが、全体的に古拙で力強い感じがする。
鉄剣(鎗の穂?)は、長さ22.6cm、茎長2.0cmの両刃造りである。いずれも奈良時代後半から平安時代初期の作と推定されている。同時期の錫杖は全国に10点前後しかなく貴重なものである。
錫杖頭は長さ13.4cm、輪経10.9cmのうちわ状の輪郭をしており、輪の下部は内側に巻込み蕨手になっている。細部は欠落して環も失われているが、全体的に古拙で力強い感じがする。
鉄剣(鎗の穂?)は、長さ22.6cm、茎長2.0cmの両刃造りである。いずれも奈良時代後半から平安時代初期の作と推定されている。同時期の錫杖は全国に10点前後しかなく貴重なものである。
指定・種別 |
国・有形文化財(工芸品)
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員数 |
1柄 1口
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指定年月日 |
昭和34年6月27日
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所在地 |
立山町芦峅寺93-1
(立山博物館) |
所有者・管理者 |
富山県
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問合せ先 |
富山県立山博物館展示館
076(481)1216 |
詳細関連情報 | |
地図 |