高瀬遺跡(穴田地区)(たかせいせき(あなだちく))
穴田地区は奈良時代や平安時代初期のころ、地方豪族を中心に農民や手工業者が居住していた跡で、当時は、石仏地区に荘家を置く荘園の基盤をなす集落であったと考えられる。
建物は掘立柱で小規模なものが多く、何度も建てかえられており、遺跡一帯、とりわけごみ捨て穴から多数の遺物が発見された。
遺物には万年通宝・神攻開宝など古代の銅銭、須恵器や土師器の日常容器、特殊な須恵器として杯蓋硯、漆入り杯、墨書土器などがある。墨書土器は、裏に「衣万呂」と記した杯蓋や、底に「家成」と書いた高杯が発見された。
建物は掘立柱で小規模なものが多く、何度も建てかえられており、遺跡一帯、とりわけごみ捨て穴から多数の遺物が発見された。
遺物には万年通宝・神攻開宝など古代の銅銭、須恵器や土師器の日常容器、特殊な須恵器として杯蓋硯、漆入り杯、墨書土器などがある。墨書土器は、裏に「衣万呂」と記した杯蓋や、底に「家成」と書いた高杯が発見された。
指定・種別 |
県・記念物(史跡)
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指定年月日 |
昭和47年2月26日
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所在地 |
南砺市高瀬
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所有者・管理者 |
南砺市
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問合せ先 |
井波歴史民俗資料館
0763(82)5050 |
詳細関連情報 | |
地図 |