北野の石龕(きたののせきがん)
この石龕は、黒部市大布施の北野地区にあり、「栄海塚」と呼ばれている。石龕とは、仏像を安置するために作った石の入れもののことである。
北野の石龕は、内部に9体もの仏像が刻み出されており「北野ミョウドウ」とも呼ばれている。
この石龕は、一辺が約80cmの平らな切り石を箱のように組み、上に笠形の石がのっている。
正面から見ると、奥の左右の壁いっぱいに、それぞれ3体ずつの仏像が刻まれている。奥の3体は弥陀来迎三尊といって、阿弥陀如来が観世音菩薩と大勢至菩薩とを従え、極楽浄土から迎えにくる姿をあらわしたものである。また、左右の6体は六地蔵といって、人がさまよう六道、つまり6つの世界にそれぞれあら
北野の石龕は、内部に9体もの仏像が刻み出されており「北野ミョウドウ」とも呼ばれている。
この石龕は、一辺が約80cmの平らな切り石を箱のように組み、上に笠形の石がのっている。
正面から見ると、奥の左右の壁いっぱいに、それぞれ3体ずつの仏像が刻まれている。奥の3体は弥陀来迎三尊といって、阿弥陀如来が観世音菩薩と大勢至菩薩とを従え、極楽浄土から迎えにくる姿をあらわしたものである。また、左右の6体は六地蔵といって、人がさまよう六道、つまり6つの世界にそれぞれあら
指定・種別 |
県・記念物(史跡)
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員数 |
1
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指定年月日 |
昭和40年2月1日
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所在地 |
黒部市北野57
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所有者・管理者 |
二本松周一
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問合せ先 |
黒部市教育委員会生涯学習文化課 〒938-8555 黒部市三日市1301番地 TEL 0765-54-2764 FAX 0765-54-2702
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詳細関連情報 | |
地図 |