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木造歯吹の阿弥陀如来立像(もくぞうはぶきのあみだにょらいりゅうぞう)

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 時宗の寺院浄禅寺に安置されている。この像は、同寺の本尊で、唐の恵澄大師の作といわれるめずらしい阿弥陀如来である。
 ヒノキでもって部分ごとにつくって合わせた高さ85cmの立ち姿の像である。
 普通の阿弥陀如来像は口を閉じているが、本像は口をあけて歯を見せているので、「歯吹の阿弥陀」という。仏様には歯に特色があったといわれるので、それを表わそうとしたのであろう。
 歯を真珠でつくり、髪を銀の針金でつくるなど、大変精巧につくられている。衣服のシワも写実的に表わされており、今は煙で黒ずんでいるが、かつては金粉でこまかな文様が描かれていた。
 身体の中でコトコト音がするのは、何かが納められているらしい。鎌倉時代のすぐれた、かつ、類例の少ない作品である。
指定・種別
県・有形文化財(彫刻)
員数
1躯
指定年月日
昭和46年11月18日
所在地
富山市梅沢町3-2-12
所有者・管理者
浄禅寺
問合せ先
富山市教育委員会生涯学習課
076(443)2137
詳細関連情報
地図