木造聖観世音菩薩立像(もくぞうしょうかんぜおんぼさつりゅうぞう)
真言宗の海禅寺に安置されている。
この像は、1本のヒノキでつくられた高さ83センチの立ち姿のものである。
刻みが浅く、衣服も簡素で、その上ほっそりしているのが特色である。
戦乱のときに水の中に沈めてかくしてあったと伝えられているが、それが本当かと思われるほど表面が荒れて木目があらわである。
柔らかく優しくどことなく素朴で、いかにも越中でつくられたといった感じの仏像である。鎌倉時代初期に精魂こめてつくられたと考えられている。
この像は、1本のヒノキでつくられた高さ83センチの立ち姿のものである。
刻みが浅く、衣服も簡素で、その上ほっそりしているのが特色である。
戦乱のときに水の中に沈めてかくしてあったと伝えられているが、それが本当かと思われるほど表面が荒れて木目があらわである。
柔らかく優しくどことなく素朴で、いかにも越中でつくられたといった感じの仏像である。鎌倉時代初期に精魂こめてつくられたと考えられている。
| 指定・種別 |
県・有形文化財(彫刻)
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|---|---|
| 員数 |
1躯
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| 指定年月日 |
昭和40年1月1日
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| 所在地 |
富山市四方西岩瀬定籍
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| 所有者・管理者 |
海禅寺
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| 問合せ先 |
富山市教育委員会生涯学習課
076(443)2137 |
| 詳細関連情報 | |
| 地図 |

