木造聖観音立像(もくぞうしょうかんのんりゅうぞう)
真言宗の古寺、安居寺に本尊として安置されている。
この像は、カヤ材の一本造りで量感豊かなものである。頭には宝冠をつけ、肘や腕にかざりのある見事な腕輪をはめ、顔の形や耳はやや長く、眼は切れ長で、口元は小さく、総体的に温和な顔立ちである。
上体はやや前かがみで、向かって左足をふみ出し、腰をやや右にひねり、天衣や裳・下裳の彫り方は、典型的な飜波式である。
目は左手に持っているつぼみの蓮華を見つめ、耳には耳礑という「イヤリング」様のものをつけている。
平安初期の製作といわれ、長く秘仏として信仰を集めてきたので破損は少ない。
この像は、カヤ材の一本造りで量感豊かなものである。頭には宝冠をつけ、肘や腕にかざりのある見事な腕輪をはめ、顔の形や耳はやや長く、眼は切れ長で、口元は小さく、総体的に温和な顔立ちである。
上体はやや前かがみで、向かって左足をふみ出し、腰をやや右にひねり、天衣や裳・下裳の彫り方は、典型的な飜波式である。
目は左手に持っているつぼみの蓮華を見つめ、耳には耳礑という「イヤリング」様のものをつけている。
平安初期の製作といわれ、長く秘仏として信仰を集めてきたので破損は少ない。
指定・種別 |
国・有形文化財(彫刻)
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員数 |
1躯
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指定年月日 |
大正15年4月19日
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所在地 |
南砺市安居4941
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所有者・管理者 |
安居寺
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問合せ先 |
安居寺
0763(22)2462 |
詳細関連情報 | |
地図 |