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木造烏蒭沙摩明王立像(もくぞううすさまみょうおうりゅうぞう)

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 曹洞宗瑞龍寺に安置されている。
 ヒノキで部分別につくって合わせた高さ141cmの、右足1本で立つ像である。その足もとに、猪の頭をした小さな人物がひざまづいている。右手に矛を持ち、冠や光背に炎をつけた恐い姿である。衣服にはきれいな彩色があったことがその痕跡で明らかである。
 この明王は、あらゆる汚れをきれいにしてしまう不思議な力を持つというので、昔はトイレに安置されていた。だが今は、1つの建物の本尊としてまつられ、又「ひとつやいと」の本尊でもある。鎌倉時代につくられた変わった仏像として珍しいものである。
指定・種別
県・有形文化財(彫刻)
員数
1躯
指定年月日
昭和44年10月2日
所在地
高岡市関本町35
所有者・管理者
瑞龍寺
問合せ先
瑞龍寺
0766(25)4479
詳細関連情報
地図