木造十一面観音立像(もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう)
真言宗常楽寺の観音堂に安置されている。
1本の杉の木でつくった、高さ185cmの立った姿の像である。
初めは金色に塗られていたろうが、今はみなはげ落ちて、杉の木目があらわである。冠につける10個の小さな顔も形だけになっている。両手や左右に垂れる帯状の天衣、それに蓮の花の形の台座などは、あとから作って付けられたものである。
横から見た姿も堂々としていて、大宝2年(702)に創建されたと伝えられている常楽寺の古さを物語る立派な彫刻である。
1本の杉の木でつくった、高さ185cmの立った姿の像である。
初めは金色に塗られていたろうが、今はみなはげ落ちて、杉の木目があらわである。冠につける10個の小さな顔も形だけになっている。両手や左右に垂れる帯状の天衣、それに蓮の花の形の台座などは、あとから作って付けられたものである。
横から見た姿も堂々としていて、大宝2年(702)に創建されたと伝えられている常楽寺の古さを物語る立派な彫刻である。
指定・種別 |
国・有形文化財(彫刻)
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員数 |
1躯
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指定年月日 |
大正15年4月19日
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所在地 |
富山市婦中町千里6522
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所有者・管理者 |
常楽寺
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問合せ先 |
常楽寺
076(469)5277 |
詳細関連情報 | |
地図 |