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安田城跡歴史の広場 安田城跡資料館

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 安田城跡は、呉羽丘陵の東南山麓、井田川の左岸に位置する平城です。
 天正13年(1585)、全国統一をめざす豊臣秀吉が越中(現在の富山県)の佐々成政を攻めた際、前線基地となった白鳥城の支城として使われました。前田家の武将であった岡島一吉が城主となった後、代官平野三郎左衛門が居城しましたが、後に金沢に帰還し、廃城になったと伝えられています。
 また、駐車場横には安田城跡資料館が併設されており、当時をしのぶVTRを見ることができます。
所在地
〒939-2751
富山市婦中町安田244-1
TEL 076-469-4241
FAX 076-469-4241
問合せ先
利用時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館案内
月曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、12月28日から1月4日、
臨時休館日あり(ホームページを参照)
料金案内
無料
共通分類
古文書・考古学・歴史 / その他の教養
種別分類
資料館 / その他の文化・教養施設
安田城の概要
 安田城跡は、呉羽丘陵の東南麓、井田川の左岸に位置する平城です。昭和56年2月23日に国指定史跡となりました。
 天正13年(1585)、全国統一をめざす豊臣秀吉が越中(現在の富山県)の佐々成政を攻めた際、前線基地となった白鳥城の支城として使われました。
 前田家の武将岡島一吉が城主となった後、代官平野三郎左衛門が居城しましたが、後に金沢に帰還し、まもなく廃城になったと伝えられています。
発掘と保存
 昭和52年と53年の発掘調査の結果、本丸、二の丸、右郭の3つの郭からなり、周囲に堀がめぐらされ、堀は水堀であったことが確認されています。また、本丸及び二の丸からは土塁跡が見つかっています。
 これらの堀と土塁の形態が、比較的良好な形で残っています。このように全体像がはっきりしている戦国時代の平城は全国的に少なく、国民の貴重な歴史的遺産です。
 平成2年度から平成4年度にかけて環境整備事業を実施し、遺構の保存を行いながら整備し、史跡公園として広く一般に公開しています。歴史の広場では、郭や土塁、水堀を復元し、土塁断面を観察できる土塁展示館や城の縮小模型などがあります。資料館では映像や出土品による解説を行い、展望室で立山連峰をバックにした城の全景を御覧いただけます。