LSA30「わたしたちの郷土-文学と歴史から学ぶ-」第3回 [更新日:2023年12月21日] つながる学びわくわく講座つながるふるさと学びコース(地区単独型) LSA30「わたしたちの郷土-文学と歴史から学ぶ-」第3回 「詩歌に詠まれたふるさと黒部」 日 時:令和5年12月16日(土) 10:00 ~ 12:00 場 所:富山県民生涯学習カレッジ新川地区センター 講義室 講 師:富山県歌人連盟 会長 上田 洋一 氏 講師の上田先生 講座の様子 受講者の質問に丁寧に 答えてくださいました 講座では昭和天皇が国民体育大会の折、宇奈月にご宿泊になり、詠まれた歌や与謝野鉄幹・晶子夫妻が二度宇奈月を訪れた際に詠んだ歌の歌碑が宇奈月公園にあることを紹介され、それぞれ歌が詠まれた背景について詳しく説明してくださいました。また黒部を訪れた文人の短歌と俳句、黒部出身の歌人や田中冬二がふるさと黒部を詠んだ詩についても丁寧に解説してくださいました。宇奈月・黒部を詠んだ詩歌について教えていただくことで、詠まれた背景や作者についてよく理解することができました。さまざまな情景を思い浮かべながら、短歌や詩を味わうことで、詩歌の魅力を感じただけでなく、多くの作者の心を捉えた郷土の魅力を再認識することもできました。 <参加された皆様の感想より> 「この黒部に著名人が訪れて詠んでいたとは知りませんでした。黒部出身の詩人、知ることが出来ました。」 「心温まる多くのうたの中、最も心が打たれたのはやはり田中冬二さんの作品でした。『くずの花』を知ったとき、黒薙に碑を訪ね、たなかやに宿泊したこともあります。」 「郷土を知りその体験を俳句にすることを楽しみにと思っているところです。ありがとうございました。」 今回でLSA30「わたしたちの郷土-文学と歴史から学ぶ-」全3回は終了です。 ありがとうございました。