つながるふるさと学びコース「自然とともに生きるために」 第1回を実施しました。 [更新日:2026年10月30日] 日 時: 令和8年10月10日(土)13:30~15:30 会 場:県民カレッジ砺波地区センター 第2学習室 講 師:富山県自然博物園ねいの里 野生鳥獣共生管理員 赤座 久明 様 講座題:「新野生の証明 ~野生動物の生態と被害対策~」 講座風景 富山県自然博物園ねいの里 野生鳥獣共生管理員 赤座 久明 様 を講師にお招きして、「新野生の証明 ~野生動物の生態と被害対策~」と題し、講義していただきました。 講義の前半は猿の生態と分布の変化、後半はツキノワグマの出没原因と対策についてお話していただきました。 先生の軽妙な語り口に受講者は引きつけられ、休憩時間も質問が絶えない様子でした。 以下講義の一部を紹介します。 富山県の猿は主に東部に分布している。西部では長く姿を消していたが、1950年代には五箇山の利賀村で少数の群れが確認されていた。その後、西部ではほぼ絶滅したと考えられていたものの、2010年代以降に庄川流域で小規模な群れが再確認され、約60年ぶりに分布が回復した。 従来のクマ対策は事故後に問題のクマを捕獲する事後対応が中心だったが、現在は柿の木や藪などの誘引物を事前に取り除く予防対策へと変化している。私有地の果樹や屋敷林であっても地域全体の安全に関わるため、所有者だけに責任を負わせず、市町村、県、国、森林組合、造園業者などが補助制度を活用して計画的に取り組む必要がある。 --------------------------------------------------------------------------- 受講者の感想 ・ニホンザルの移動について興味深く聴くことができました。熊対策について大変分かりやすくユーモアある講義でおもしろかった。質問に対する回答でも興味深く伺うことができました。我が家の隣にも食べない柿の木があり心配しております。 (80代以上) ・猿の起源、北陸(富山)の猿はどこから来たか?などと考えること自体おもしろい。呉西地区に野生動物がいないのはなぜか?と思ったが江戸時代のやわらかな制度があったなどおもしろい話も聴けました。熊対策は地域全体で対策が必要。高齢者の時代、行政で考えるべきではないか?ブナの木としての生命維持も学びました。ありがとうございました。私は庭木の剪定を頑張っています。2年前は高木と庭の柿の木を伐採しました。(70代) ・富山県でのニホンザル分布の話がおもしろかった。知らなかったことが多く大変良かったです、熊の出没がブナ、ミズナラではなくコナラと関係があるとは知らなかったです。熊は10月が危ないのですね。 (80代以上) ・野生動物の生態の話は大変勉強になりましたと同時に楽しくおもしろく聴かせていただきました。猿、熊からの身を守る対策も大変参考になりました。 (70代) --------------------------------------------------------------------------- お問い合わせ先 砺波地区センター 〒932-0114 小矢部市清水95-1 電話番号:0766-61-2020 FAX番号:0766-61-2008