つながるふるさと学びコース「日の本の文化を楽しもう」 第2回を実施しました。 [更新日:2025年12月4日] 日 時: 令和7年11月22日(土)13:30~15:30 会 場:県民カレッジ砺波地区センター 第2学習室 講 師:社会人落語家集団「ばららくご」メンバー 天瀬家 小禄 氏 川中 奈丸 氏 講座題:「笑いは心の栄養です!日の本の落語文化を楽しみましょう」 講座風景 まず初めに、天瀬家小禄さんから自身の活動や落語についてお話をしていただきました。 天瀬家小禄さんは、三遊亭良楽師匠の落語を毎月聞いたことがきっかけで落語が好きになり、ばららくごのメンバーと2018年から落語を始めたそうです。年に3回の定期公演と1回の自主講演を行っているが、同じように喋っていることは1回もなく、台本を丸覚えするのではなく、そこでのライブの感覚で会話をしていくとのことでした。 また、落語舞台の高座は、仕草までよく見えるようにとの配慮から、観客の目の高さというかなりの高さになる、座布団はお客様と縁の切れ目を作らないという意味を込めて、縫い目がない所が正面になるといった、なかなか知ることのできない落語の知識を教えていただきました。 最後に野球に関する新作を披露していただき、受講者はその面白さを堪能していました。 次に防災士の顔も持っている川中奈丸さんにお話していただきました。 段ボール会社にお勤めの川中奈丸さんは、震災をきっかけに避難所で見られる段ボールのベッドやパーテーションなどの事業を担当し、防災に関わるようになったそうです。 防災で大切なことは「TKB48」。トイレ、キッチン(栄養)、ベッドを48時間で揃えることであると教えていただきました。 南三陸や能登の方たちとは震災を通じて知り合い、今後もこの絆を深めていきたいと考えているとのことです。 「定期的に落語をさせていただき、私どもが笑いを届けることが非常にありがたいと言っていただいているが、『元気をもらった。』『頑張って復興する。』『また、遊びに来てね。』などの感謝の言葉から、逆に自分たちの方が元気をもらっている。」とおっしゃっていました。 最後に飲んべえ親子や交通事故の事情聴取の噺などを披露していただきました。 --------------------------------------------------------------------------- 受講者の感想 ・楽しく落語を聴かせていただきました。天瀬家小禄先生のお話とてもおもしろかったです。時々落語を聴く機会があったら嬉しいです。とても良い機会を与えてくださりありがとうございました。我が子にも聴かせる機会があったら嬉しいです。川中奈丸先生にも防災についていろいろな話が聞けて良かったです。(70代) ・落語はおもしろいです。テレビ・ラジオで聴くのと違いダイレクトに面白さが伝わります。難しく考えずに笑えるのはとてもいいです。心の栄養は大事ですね。また、出ばやしがそれぞれ違うということを初めて知りました。川中奈丸先生の防災の話はとても楽しくわかりやすかったです。落語も笑いがクスクスと出ておもしろかったです。(70代) ・テレビ以外で落語を聴いた事がなかったのでこのような機会を嬉しく思いました。話を聴いていて理解しないといけないので、認知予防にも良いですね。介護施設などでされると、笑いと頭の回転がありとても喜ばれると思います。 ・私は仕事上の会話が上手になりたくて、どんな方法があるのかといろいろ調べていたところ、落語に興味を持ちました。タイミング良く今日の落語を聞く機会があり、話の組み立ての上手さ、表現力、聞き手を引き込むリズムなどを見させていただきました。扇子等、小物の使い方もおもしろかったです。川中先生の防災士目線のお話も勉強になりました。帰宅後、早速家族にも伝えます。(50代) --------------------------------------------------------------------------- お問い合わせ先 砺波地区センター 〒932-0114 小矢部市清水95-1 電話番号:0766-61-2020 FAX番号:0766-61-2008