つながるふるさと学びコース「情熱プロジェクト」 第3回を実施しました。 [更新日:2025年12月3日] 日 時: 令和7年10月25日(土)13:30~15:30 会 場:県民カレッジ砺波地区センター 第2学習室 講 師:総務省地域創造アドバイザー 高野 誠鮮 氏 講座題:「UFOからの町づくり ~日本初 本物の宇宙船博物館コスモアイルにかけた思い!!~」 講座風景 総務省地域創造アドバイザー 高野 誠鮮 様 を講師にお招きして、「UFOからの町づくり ~日本初本物の宇宙船博物館コスモアイルにかけた思い!!~」と題し、ご講義いただきました。 以下、講義の一部を掲載いたします。 UFOからの町づくりは、『西の山から東の山へ麦わら帽子の形をしたものが夜な夜な光りを放ちながら空を飛んでいる』という事が書いてある気多神社の古縁起という古文書から始まった。 日本人は近いものを過小評価するのでUFOで町づくりを始めたという情報を北海道、九州と地元から遠いところに流したところ、市役所へ多数の問合せがきた。アメリカやソビエトから宇宙飛行士や科学者などを羽咋市に呼んで、UFOの国際会議を開催した。また、金銭面等で苦労したが、NASAなどから本物のロケットや宇宙関連機材を入手し複合施設「コスモアイル」を造った。 平成13年に農林水産課に異動した際に素晴らしい上司と出会い、そこから神子原地区の過疎問題に取りむようになった。 魚沼と同じくたいへん良い米がとれるところなので、通常の出荷ではなく自ら米の値段を決め、生産、流通、加工、販売というリサイクルを地区の人たちで持つことを提案したが、猛反対にあった。 そこで良い米を選別するために人工衛星を使ったスペクトル解析を行ったり、皇室やローマ法王にそのおいしい米を食べてもらったりしてブランド化し、高く売れることを実践してみせた。 結果、農家だけで作った「神子の里」という会社が立ち上がり、移住者や関係人口も増えている。途絶えていた祭りも復活した。 今は農薬、肥料、除草剤を一切使わない農法を国策にしたいと広めている。 様々な工夫と努力の実践で地域振興に成果をあげられた先生のお話に、私たちは圧倒されるばかりでした。「やるかやらないかは雲泥の差」、「政策ではなく戦略が大事」、「Think globally Act local」などのお言葉が印象に残りました。 --------------------------------------------------------------------------- 受講者の感想 ・議論は1000回していても変わらない。できないというのは、やらないだけであり、諦めずに可能性の全てを挑戦してみるべきなど、どんどん話が進んでとても胸がスカッとしたすごく良い話でした。 ・誠鮮先生はただ者ではない。話のスケール、内容がぶっ飛びすぎて感想を書くことができません。もっともっとたくさんの方たちにお話を聞いてほしいです。大きな講演会の企画をしてください。 ・次から次へと新しい話を聞かせていただいてとても参考になりました。 ・先生の話から、失敗を恐れずにとにかくやってみることを学びました。 --------------------------------------------------------------------------- お問い合わせ先 砺波地区センター 〒932-0114 小矢部市清水95-1 電話番号:0766-61-2020 FAX番号:0766-61-2008