県民カレッジ委託 砺波地区教養講座「豊かな心と新たな知を求めて」 第8回を実施しました。 [更新日:2024年11月10日] 日 時 :令和6年11月5日(火)14:00~16:00 場 所 :県民カレッジ砺波地区センター 講 師 :富山大学学術研究部芸術文化学系 教授 奥 敬一 氏 講座題 :「富山の風景の未来を考える」 講座風景 講師の 富山大学 教授 奥 敬一 氏 「とやまビューポイント」には富山を代表する風景が60地点選定されています。代表的な地点の風景を紹介しながら、富山らしい風景とは何か、そして将来に向けてどのように風景を守り、活用していけばよいのかについて話されました。 会場からも感想や質問が出され、先生と一緒に富山の風景の未来について考えました。 <受講者の感想から> 「富山には何もないちゃ~」の気持ちを、「ふるさと大好き、ふるさと自慢」に変える素敵なお話でした。富山のビューポイントで訪ねていないところもまだあるので、来春からボチボチ歩いて訪ねてみたいと思います。同じ所でも、四季によって見え方や感じ方も違って楽しめるのではないかと思います。 富山県民は自分たちの良いところを自慢するのが下手と言われています。今日の話の中では、富山のビューポイントを自慢することで県民の誇りと愛着に繋げていくことと、「風景を食べる(地元の産物を食べる)」ことで景観を守り育てていくということ、が印象的でした。 富山のビューポイントは、単に景観の美しさだけではなく、安全性やアクセス、くらしや生業、内から見るなどの多角的な視点から選定されていることが分かった。また、これから成長していってほしい景観の中に立野原のブドウ畑や干し柿作り風景もあり、景観は守るだけではなく、育てていかなければいけないことにも気付かされた。 お問い合わせ先 砺波地区センター 〒932-0114 小矢部市清水95-1 電話番号:0766-61-2020 FAX番号:0766-61-2008