つながるふるさと学びコース「ふるさと歴史探究」 第3回を実施しました。 [更新日:2023年8月27日] 日 時:令和5年8月25日(金)13:30~15:30 場 所:砺波地区センター 学習室 講 師:南砺市立 井波中学校 教諭 亀ヶ谷 憲史 氏 講座題:「荘園とは -地域の荘園から考える-」 講座風景 講師の 亀ヶ谷 憲史 氏 中世史を考える上で、その基礎になりながらなかなか実態のつかみにくい荘園制について、現在の砺波市東部、般若野荘を例に分かりやすく解説いただきました。 地方には資料が残存していない場合が多く、中央の資料をもとに紐解くように研究を進められている様子も分かりました。 下地中分により荘園領主が領家方、地頭方に分裂するなどしても、般若地域に住む人々は隣り合った集落同士、協力しながら地域の文化を形成していったのではないか、とお話しになり講義をまとめられました。 全3回の講座を終え、中世の砺波野の様子に少し迫れたのではないかと思います。今後も地域に根ざした講座を準備していきます。 本講座実施にご協力をいただきました講師の先生方、本当にありがとうございました。 お問い合わせ先 砺波地区センター 〒932-0114 小矢部市清水95-1 電話番号:0766-61-2020 FAX番号:0766-61-2008