つながるふるさと学びコース 「とやまの生きもの おもしろ話」 第3回を実施しました。 [更新日:2023年7月3日] 日 時:令和5年6月30日(金)13:30~ 15:30 場 所:県民カレッジ 砺波地区センター 講 師:富山大学大学院 理工学研究部 都市デザイン学系 富山大学 都市デザイン学部 地球システム科学科 教授 佐野 晋一 氏 講座題:「化石から探る太古の地球環境・生きもののくらし」 講座風景 講師 富山大学大学院 理工学研究部 都市デザイン学系富山大学 都市デザイン学部 地球システム科学科 教 授 佐野 晋一 先生 恐竜とは足が真っ直ぐ下に伸びている直立歩行のは虫類のことです。 手取層群の脊椎動物の化石の産地としては、福井県勝山市、石川県白山市、岐阜県高山市、富山県富山市があります。 富山市で先に足跡が見つかり、存在が予言されていた鎧竜(よろいりゅう)の骨が10年後に勝山で見つかり実証されました。 これはアンモナイトの化石で、大きいものは1mを超えます。中が部屋に分かれていて、身が入っている部屋と背中に空気を背負っている部屋があり、重さの釣り合いをとって移動していたと考えられます。 <受講者の感想から> ・恐竜の話は、とっても面白かったです。マングローブが八尾にもあったことにビックリしました。被子植物のことももっと聞いてみたいです。もう1回続きの回をお願いします。 ・快活な佐野先生のお話に一生懸命ついていきました。地球環境を解明していく上で、現在は過去の鍵、過去は未来の鍵という言葉が印象に残りました。後期ジュラ紀に、富山で日本最大級のアンモナイトの化石が見つかったことや富山にも恐竜がいたという話を聞いて驚きました。 ・個人的には恐竜時代よりも縄文時代に興味はあるが、今日の話を聞いて、恐竜の生きた時代の地球環境が分かるということがすごいことだと思った。 お問い合わせ先 砺波地区センター 〒932-0114 小矢部市清水95-1 電話番号:0766-61-2020 FAX番号:0766-61-2008