LSC61 テクノロジーで未来探究! 第1回を実施しました。 [更新日:2025年5月22日] ・日 時 令和7年5月17日(土)13:30~15:30 ・会 場 高岡地区センター学習室 ・内 容 脱炭素社会への希望、水素エネルギー ・講 師 北酸株式会社 環境エネルギー部 チームリーダー 黒川 智子 氏 【講座の概要】 ○水素へ注目~日本のエネルギー政策~ 講演は、地球温暖化のメカニズムや日本のエネルギー政策の現状と課題についての解説から始まり、カーボンニュートラルの実現に向けた「水素エネルギー」への注目が高まっていることが紹介された。特に水素は、燃焼してもCO₂を排出しないクリーンエネルギーとして、今後の社会を支える重要な選択肢であることが強調された。 ○水素インフラの整備 富山県内に設置されている水素ステーションをはじめ、全国の水素ステーション、燃料電池車(FCV)の普及率について説明があった。また、産学官連携協定「富山県における燃料水素・アンモニアサプライチェーン構築に向けた連携協定」を締結し、地域全体が一体となって水素社会の基盤整備を進めていることを紹介された。 ○水素エネルギーを使う 燃料電池車(FCV)や水素エンジン車、水素フォークリフト、水素エンジン発電機など、多岐にわたる活用分野が示された。2023年から富山県内で実施された水素エンジントラックの実証走行の様子も紹介された。 【受講者の感想】 ・水素と聞いて、あまりなじみがなかったが、なぜ今注目されていて、どんなことを可能になるのか知ることができ興味深いと感じた。また、水素を使っているものとして、マーガリンや口紅など身近なものにも使われていることがわかり、今後の活用に注目したい。 ・水素を利用して電気をつくる技術が早く開発されて、原子力発電を廃止できるようになればいいですね。 ・水素の特性を理解できたように思います。今後、どのように導入されていくのか、注目です。 ・たいへん勉強になりました。今後の水素利用の機会に少しでも協力していきたいと思います。 【次回のお知らせ】 日 時 令和7年5月31日(土)13:30~15:30 会 場 高岡地区センター学習室 内 容 AIが身近な存在となる社会の仕組み 講 師 富山短期大学 経営情報学科 准教授 春名 亮 お問い合わせ先 高岡地区センター 〒933-0023 高岡市末広町1-7 ウイング・ウイング高岡7F 電話番号:0766-22-5787 FAX番号:0766-22-5872