城端別院善徳寺(本堂、山門、鐘楼、太鼓楼)(じょうはなべついんぜんとくじ(ほんどう、さんもん、しょうろう、たいころう))
廓龍山善徳寺は真宗大谷派に属し、室町時代の文安元年(1444)に創建され、はじめは加賀国河北郡井家庄にあり、越中国法林寺村、同福光村を経て永禄年中に現在の城端へ移り、近世には越中国の真宗寺院の触頭のひとつとして大きな位置を占め、中世の城端城の跡をひきついで寺域とした。
本堂は、東面してたち、入母屋造り、桟瓦葺きで、宝暦9年(1759)に新築上棟しており、県内の真宗大型本堂の遺構のうちでは高岡勝興寺本堂と比較すると規模では二番目の大きさであるが、造立年次では34年早く完成している。
山門は3間3戸2階二重門、入母造り、本瓦葺きで左右に山廊を附属する。文化6年(1809)に上棟し、棟梁は地元の大工山村與四郎。
鐘楼は天明6年(1786)に新築上棟しており、山門と同じ山村與四郎の作品。方一間、入母屋造り、銅板葺き、禅宗様からなり、華美な装飾に特色を見せる。
太鼓楼は山内最古と伝え、享保11年(1726)には現在の式台門の位置に所在していて、嘉永3年(1850)に式台門を移築したときに現在地に移築された。簡素な形式からなる宝形造り銅板葺き重層の建築である。
本堂は、東面してたち、入母屋造り、桟瓦葺きで、宝暦9年(1759)に新築上棟しており、県内の真宗大型本堂の遺構のうちでは高岡勝興寺本堂と比較すると規模では二番目の大きさであるが、造立年次では34年早く完成している。
山門は3間3戸2階二重門、入母造り、本瓦葺きで左右に山廊を附属する。文化6年(1809)に上棟し、棟梁は地元の大工山村與四郎。
鐘楼は天明6年(1786)に新築上棟しており、山門と同じ山村與四郎の作品。方一間、入母屋造り、銅板葺き、禅宗様からなり、華美な装飾に特色を見せる。
太鼓楼は山内最古と伝え、享保11年(1726)には現在の式台門の位置に所在していて、嘉永3年(1850)に式台門を移築したときに現在地に移築された。簡素な形式からなる宝形造り銅板葺き重層の建築である。
指定・種別 |
県・有形文化財(建造物)
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員数 |
4棟
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指定年月日 |
平成5年4月9日
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所在地 |
南砺市城端405
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所有者・管理者 |
善徳寺
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問合せ先 |
城端別院善徳寺
0763(62)0026 |
詳細関連情報 | |
地図 |
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