「いわさきちひろ　27歳の旅立ち」上映

9月20日（土）、今年度2回目となる映画観賞会を開催し、約20名の方々にご参加いただきました。今回上映した作品は、絵本画家・いわさきちひろの人生を描いたドキュメンタリー映画「いわさきちひろ　27歳の旅立ち」です。

やさしくかわいらしい子どもたちの絵で広く知られるいわさきちひろ。その作品の背後にある戦争体験や、女性として、母として、画家としての葛藤と信念を描いた本作は、多くの方の心に深く響いたようです。

上映後には、来場者の皆様からたくさんの感想が寄せられました。以下に一部をご紹介いたします。

来場者の声より（一部抜粋）：

• 「けがれのない子どもたちの表情に、争いのない世界の大切さを改めて感じました。ちひろさんの問いかけ、伝わりますね。」

• 「あのやさしい絵からは想像できないほど、強い意志を持って生きた女性だったことを知りました。とても感動しました。」

• 「生きることの難しさと向き合いながら、子どもたちへの愛情を絵に込めたちひろさんに、勇気をもらいました。」

• 「今まで“かわいい絵”として見ていたけれど、その背景に過酷な人生があったと知り、見方が変わりました。とてもいい映画でした。」

• 「初めての鑑賞会参加でした。終わりの笑顔の写真が印象的で、子どもたちの絵と重なってとても良かったです。」

• 「“窓ぎわのトットちゃん”の挿絵も、ちひろさんだったんですね。戦禍の中での体験が絵に表れていると感じました。」

• 「ちひろさんの絵本を読み返したくなりました。美術館にも行ってみたいです。」

参加者一人ひとりが、それぞれの視点で「いわさきちひろ」の生き方やメッセージを受け止め、心に残る時間となった様子が伝わりました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

次回の観賞会は12月13日（土）。1950年代クリスマスのニューヨークを舞台にハートフルな人間模様を描いた作品「34丁目の軌跡」を上映します。ご参加、お待ちしています！