浦山地区は、江戸時代、江戸幕府三代目将軍・徳川家光のとき、参勤交代が武家諸法度に加えられました。
参勤交代が定められたため、大名は一年おきに江戸に住むこととなりました。
加賀藩が江戸に向かう際に、最も多く利用した道は、北陸道から信州路を利用する方法でした。江戸へ向かうのは、二週間ほどかかったとされ、その途中で宿場町の浦山に宿泊したとされています。
加賀百万石といわれる加賀の将軍の家来は、2000人にものぼり、馬は230頭もいたとされています。
浦山の町並みは、川を挟んで道があるところがみられます。
片方を歩道だと思うかもしれませんが、昔は川を真ん中を流れていたとされています。これは宿場町ならではの特徴です。
また、この時代、町民や農民には2階建ての家を作らせなかったため、浦山の歴史ある古い家は低い中二階づくりになっています。
詳しくは、浦山交流センター☎0765-65-2090までお尋ねください。
参考文献:浦山小学校教職員編集冊子「ふるさと浦山」
所在地 |
〒938-0862 黒部市宇奈月町浦山1012 TEL:0765-65-2090 FAX:0765-65-1528 |
---|