高岡地区交流会を実施しました。 [更新日:2022年6月19日] 主 催 高岡地区生涯学習団体協議会 参加者 25名 日 時 令和4年6月17日(金)9:00~15:00 テーマ 国指定重要民俗文化財「昔の生活・生産用具」と「建物探訪」 明治期の洋風建築から学ぶ ―砺波郷土資料館 本館 と 分館(民具展示室)を訪ねてー 講 師 安カ川恵子 氏(元砺波市教育委員会学芸員、郷土史家) 高原 徹 氏(元砺波郷土資料館 館長、郷土史家) 脊戸 高志 氏(砺波郷土資料館 副館長) 他 ○ミニレポート 梅雨入り宣言直後にも関わらず、朝から上々のお天気。伏木駅前とウイング・ウイング高岡の2ヶ所で大型バスがお出迎え。コロナ禍で丸2年の自粛生活が続いていたので、バスの中は小学生の遠足のような盛り上がりです。 予定どおり9時30分に高岡を出発し、最初の見学地である「砺波民具展示室」へ向かいました。ここは砺波市立庄東小学校の3階全フロアを活用した博物館です。 まず驚いたのは、直通エレベータで3階に入ったとたん目に入った圧倒的な民具の量でした。安カ川恵子さん(郷土史家)ら3名の学芸員さんは、本当に熱心に昔の農具や生活用具の解説をしてくださいました。 米づくりに工夫と改良を重ねた農具、庶民の普段使いをした生活用具が整然と分類され、展示されていました。また、ハレの日を演出した豪華な衣装や食器など、時を超えて静かに語りかける先人たちの努力と知恵に賞嘆しました。 和風会館ふかまつでの豪華な昼食でお腹いっぱいになった後は、午後の見学地「砺波郷土資料館 本館」へ行きました。 ここでは、高原徹(元郷土資料館長)さんら3名の学芸員さんから、明治期に中越銀行本店として建てられた建物の文化財価値を、解説していただきました。外は和風、中は洋風を取り入れ、圧倒的な吹き抜け空間。柱や窓、天井など機能性と贅を尽くした意匠、職人の技を十分に堪能することができました。 その後、道の駅となみで思い思いの買い物を楽しみ、予定どおり15時に高岡着、全員元気で家路に着きました。 今回お世話になった脊戸高志(砺波郷土資料館副館長)さんはじめ、学芸員の皆様、昼食会場の和風会館ふかまつさん、日本海ツーリストの野村さんには細やかなお心遣いをいただき本当にお世話になりました。 そして参加された方々と温かい交流がもてたことに心から感謝申し上げます。 お問い合わせ先 高岡地区センター 〒933-0023 高岡市末広町1-7 ウイング・ウイング高岡7F 電話番号:0766-22-5787 FAX番号:0766-22-5872