LPB5「ふるさととやま 歴史紀行」 [更新日:2026年6月17日] つながる学びわくわく講座つながるふるさと学びコース(地区連携型) LPB5「ふるさととやま 歴史紀行」 上杉謙信と越中の武将たち 日 時:令和8年6月15日(月) 13:30 ~ 15:30 場 所:富山県民生涯学習カレッジ新川地区センター 講義室 講 師:富山県公文書館 史料調査専門員 髙森 邦男 氏 ※対面会場(新川地区センター)での講座の様子をオンライン会場(富山・高岡・砺波地区センター)へ配信し、開催しました。 講師の髙森先生 対面会場での講座の様子 質疑応答の様子 地区連携型講座では共通テーマに関連した講義を、4地区センターにおいて1回ずつ開講します。今年度も県内各地域でふるさと・郷土史の研究調査・普及啓発等の取り組みをしている方を講師として招き、その成果や取り組みを知ることを通して、富山の歴史の魅力を再発見する講座「ふるさととやま 歴史紀行」を開催しています。第2回は新川地区センターを会場として富山県公文書館 史料調査専門員 髙森邦男先生より「上杉謙信と越中の武将たち」、特にその越中の武将の中でも神保氏と椎名氏との関わりを中心にお話いただきました。 まず上杉謙信の経歴や謙信時代の越中の国内状況についての解説がありました。上杉謙信が「義の武将」や「軍神」と呼ばれていることを説明していただき、その信念をもとに神保氏と戦ったり椎名氏と戦ったりしたことが分かりました。 次に、永禄3年の越中侵攻、永禄4年の関東北条攻め、永禄5年の越中侵攻や、上杉謙信と武田信玄の外交策、永禄11年以降の謙信の越中侵攻について、略系図や書状等の解説をはさみながら、詳しく説明していただきました。神保氏や椎名氏を含め、敵味方が時間とともに目まぐるしく変化していく戦国時代という乱世を生き抜くために謙信がいかに奮闘していたかが感じられました。 最後に、越中の戦国時代は、結果的に上杉氏が室町時代からの勢力をスクラップし、織豊政権が大名を派遣してビルドした形になったのではないかと考えられるとのお話を伺い、上杉謙信は戦国時代を語る上で非常に重要な人物であったということを改めて認識させられました。 <参加された皆様の感想より> 「越中の中世資料、戦国武将の生き様というか、一国一城のせめぎ合い、上杉氏、武田氏のみの名前が知られていましたが、越中武士団の動向とか良く理解できた。」「上杉謙信の経歴がとても分かりやすかったです。北陸、能登への侵攻がほぼ全域にわたっていたこと、戦国時代を映しているなと感じました。越中の中でも信玄と結びついた神保氏や椎名氏の後ろ盾となった謙信との間でも力関係があったのが分かりました。」「上杉謙信は、自分の領土を拡げるために越中を侵攻したわけではないことに、改めて再認識させられた。参考文献を資料にして表にされているのは大変助かった。」「上杉謙信の北陸から関東方面の活躍は凄い。時代の流れが少し見えた気がした。」 お問い合わせ先 新川地区センター 〒937-0011 富山県魚津市木下新144 電話番号:0765-22-4001 FAX番号:0765-22-0901