令和8年度 新川地区教養講座「ふるさとに学ぶ」~魅力を再発見~ 第2回 [更新日:2026年6月3日] 令和8年度 新川地区教養講座「ふるさとに学ぶ」~魅力を再発見~ 第2回 期 日 令和8年5月28日(木) 講 師 一般社団法人狩猟屋 代表理事 村井悟史氏 演 題 「野生動物との共生 ~熊騒動の中、狩猟者の視点から~」 会 場 黒部市生涯学習文化スクエア「ぷらっと」 参加者 63名 5月現在、冬眠明けだろうか熊の出没がニュースを賑わせている。これは昨年末、熊の冬眠前にも全国的に大きな話題となり「熊騒動」として知られるようになった。「熊騒動」の原因は何なのか、県内で著名な狩猟者である村井氏から、熊を含め野生動物の現状について話を聴いた。 県内のツキノワグマの出没件数は、2023年に636件、2024年にはやや減少したものの、2025年には1000件を超えるなど、非常に多くなっている現状をグラフを元に分かりやすく説明された。また、クマ猟は約半日かけて山を登り山中のクマ穴を探すが、穴を見付けてもクマが入っていないことが当たり前のようにあるという。クマを見付けた場合の猟の仕方や捕獲後の運搬など、とても大変な作業だと知った。それでも過酷な行程を乗り越えた達成感やクマ猟という伝統を後生に残したいという思いから何とか続けているという。さらに、近年イノシシやニホンジカも増えており、その捕獲推移に併せて、対策の現状と課題について聴いた。 村井氏は狩猟の専門家であるが、捕獲したものを廃棄していた過去から「捕獲から価値の創造」へと、現在はジビエ販売業者としてもご活躍されている。人間の生活圏に出没するクマなどは確かに人間にとって望まれない動物ではあるが、「命をいただく」という崇高な思いに感動して話を聴いていた。 野生動物との共生と互いの繁栄…、とても難しくすぐには明確な答えは出ないが、同じ地球に住む命あるものとして大きな宿題を与えられたような気がした。 お問い合わせ先 新川地区センター 〒937-0011 富山県魚津市木下新144 電話番号:0765-22-4001 FAX番号:0765-22-0901