LSA73「そこが知りたい!新川の歴史」第1回 [更新日:2026年5月27日] つながる学びわくわく講座つながるふるさと学びコース(地区単独型) LSA73「そこが知りたい!新川の歴史」第1回 「明治天皇の越中巡幸」 日 時:令和8年5月23日(土)10:00 ~ 12:00 場 所:富山県民生涯学習カレッジ新川地区センター 講義室 講 師:富山県近代史研究会 会長 城岡 朋洋 氏 講師の城岡先生 真剣に話を聞く受講者 明治天皇の地方巡幸(巡回)の目的は、地方で生きる民の労苦を知るためとされた一方で、天皇の尊厳を知らしめ、同時に明治新政府の威厳を天下に誇示する一大デモンストレーションであったことが分かりました。 そして、現在の富山県の巡幸は5日間(明治11年9月28日から10月2日)、その中でも新川地区の滞在は9月28日の夕方から9月30日の午前中の2泊3日であり、とりわけ9月29日の魚津での奉迎のようすについて詳しく解説していただきました。天皇の注意を引くために魚津の山奥から全身を真っ赤に着飾って現れた者もいたという記録も残っているようです。 また、総勢798人の陸路での大移動であるだけでなく、馬車などを通すにしても新川地区には数百カ所の川や用水があるため、道路の整備だけでなく、川を渡る手段についても大変な苦労があったということを非常に分かりやすく説明していただきました。 質疑応答も活発に行われ、充実した講座となりました。 <参加された皆様の感想より> 「何気なく明治天皇の碑などを見ていましたが、今日のお話を伺い、身近に感じました。旅の方法なども聞かせていただき想像できました。」「今回の講座は大変すばらしく、面白く楽しいものでした。公文書館などでコツコツ調べればかなりの事が分かるということもわかりました。」「巡幸に伴って民はとても大変な思いをして迎えられたのだと思った。しかし、民が楽しくそれに向かって頑張っている姿がほほえましい。」「大雑把に聞き知っていたことを詳しくお話をしていただき、当時の天皇の思いや地方の人々の様子、生活が思いしらされ、感動しながら聞き入りました。」 次回は7月4日(土) 第2回「金山から刎橋まで―世界に誇れる江戸期の新川―」 講師は コラムニスト 辻沢 賢信 氏 です。