つながる学びわくわく講座つながる体験コース LAA25「ふれよう!新川 -魅力体験-」第2回 [更新日:2025年6月12日] 「ふれよう!新川-魅力体験-」 第2回 日 時:令和7年5月9日(金)10:00〜12:00 場 所:入善町舟見地域 講 師:黒部川扇状地研究所 副所長 広田 登 氏 「トレイルウォークで舟見城跡探訪」 コース:舟見交流センター→山の本陣→舟見城址館→城址から道路沿いに下る→近景(土山、舟川、上往来、御前林、街並み)→遠景(宮野山、十二貫野台地)→舟見宿・本陣跡・里程票→旧脇坂医院→舟見交流センター 講師の広田氏 前半は、黒部川扇状地の成り立ちについて、資料や迫力あるドローン映像、さらには舟見城址館からの眺望を交えながら、詳しくご説明いただきました。雄大な自然の成り立ちを学ぶことで、その奥深さやスケールの大きさを実感し、理解を深めることができました。また、舟見城の歴史や逸話についての解説も興味深く、数々のお話に引き込まれました。 後半は、舟見山から舟見宿までのトレイルウォークでした。 近景の舟川、上往来、御前林、街並みを、そして遠景の宮野山、十二貫野台地などについてもご紹介いただきながら、地域の自然や歴史に親しみました。 残雪を抱く山々や、森に広がる木々の香りなど、清々しい空気と豊かな風景の中で、舟見山と舟見野が育んできた自然と歴史を味わい学ぶことができた、貴重な機会となりました。 <山の本陣・車座での講義風景> 保存のため移築された伝統的民家である「山の本陣」。 ここで、講師を囲んで車座になり、黒部川扇状地についての講義を受けました。舟見野段丘面や十二貫野段丘面の年代や傾斜、ハバ(河岸段丘崖)など、扇状地の地形や特色について分かり易く教えていただき、理解を深めました。 <舟見城址館、黒部川扇状地を一望> 舟見城は舟見前山の狐平の平坦地にあり、本丸、二の丸、三の丸、空堀が存在したといわれています。 舟見城址館は初代城主末裔の宮崎氏が築造し、寄贈された施設です。黒部川扇状地や富山湾が一望でき、講義の内容を振り返るとともに素晴らしい景観を楽しみました。 <以下はトレイルウォークでの足跡です> トレイルウォークで舟見宿を目指す。 途中、黒部川の石(白い)を採取。 負釣山のツインピークが望めました。 桜の巨木に囲まれた道を進みます。 背景には北アルプスがあります。 雪絵について教えていただきましたが、最後まで分かりませんでした。 舟見宿の本陣跡です。 ゴールの舟見交流センターに到着後、本日の振り返りを行い、閉講しました。 <参加された皆様の感想より> 「黒部川扇状地が美しい。舟見城周辺の(ジオ)事が少し理解できた。」 「舟見城跡は素晴らしい景観でした!」 「舟見城跡は初めてでした。舟見について知ることができ、おもしろかった。説明の方が博識ですばらしかった。」 「標高252mから徒歩下山、楽しく汗かきました。」 「とてもよくわかる説明で有意義な日でした。天候にも恵まれて良かった。」 「歴史、文化、ロマンあふれる地域で大変おもしろかった。」 お問い合わせ先 新川地区センター 〒937-0011 富山県魚津市木下新144 電話番号:0765-22-4001 FAX番号:0765-22-0901