つながる学びわくわく講座つながる体験コース LAA13「ふれよう!新川-街道を巡る-」第4回 [更新日:2023年12月21日] 「ふれよう!新川-街道を巡る-」 第4回 日 時:令和5年12月9日(土)10:00〜12:00 場 所:滑川市 道の駅ウェーブパークなめりかわ 講 師:滑川ガイドボランティアグループ「はいつき」 高橋 正 氏、萩原 弘美 氏 「殿様と芭蕉が通った宿場町」 コース:道の駅ウェーブパークなめりかわ→海岸コース(和田の浜古戦場、ホタルイカ群遊界面)→金毘羅社の常夜灯→櫟原神社→松尾芭蕉「宿泊の地」記念碑→滑川町役場跡→小沢家住宅店蔵→北陸街道(荒町・中町・神明町・常盤町)→道の駅ウェーブパークなめりかわ 講師の高橋氏(左)、萩原氏(右)。 実施に際して、事前の連絡調整やコーススケジュールの検討、当日の指導をはじめ、荒天による日程変更へのご配慮など、一方ならぬお世話になりました。 講義では、「なめりかわ宿場回廊」東側の海岸コースと荒町から常盤町までの旧北陸街道を巡りながら、櫟原神社と上杉景勝の制礼、常盤町の盛衰、芭蕉縁の地である川瀬屋と芭蕉「奥の細道」についてなど、懇切丁寧にご説明いただき、滑川の歴史を興味深く学ぶことが出来ました。 <海岸コース> 海岸コースを進み、戦国時代の古戦場であった和田の浜や、ホタルイカ群遊界面、ホタルイカ観光、ネブタ流しなどについて教えていただきました。 冬の青空のもと、美しい立山連峰や富山湾を望み、新湊大橋を遠くに見ることができました。 <櫟原神社、金毘羅社の常夜灯> 櫟原神社には上杉景勝が与えた制礼(せいさつ)が残されています。1582年の魚津城奪還の後にこの地を支配領域とし秩序と保護を記した札だそうです。 櫟原神社東角の金毘羅社には常夜灯が立っており、街道を行き交う旅人を照らしたそうです。 <松尾芭蕉「奥の細道」縁の地> 芭蕉が滑川に着き宿をとったとされる旅籠「川瀬屋」の記念碑。 芭蕉「奥の細道」の越中路の内容などを同行の曾良の日記などを引きながらわかりやすく解説くださいました。 ここ荒町には昭和33年まで滑川町役場(市役所)があったそうです。 <大町から常盤町まで北陸街道をゆく> 小沢家住宅店蔵(写真左)は明治時代後期に建てられた重厚な土蔵造り。黒漆喰や観音開扉、むくり屋根が見事でした。 宿場回廊東側の大町・中町・鍛治屋橋・神明町・常盤町を進みながら、往時の歴史や人々の営みについて丁寧に教えていただきました。 <参加された皆様の感想より> 「滑川の宿場回廊は歩いてみないとわからないと思いました。今回歩いてみてとてもよかったです。」 「隣町魚津に住んでいますが隣町の海からの景色が違うことに驚きました。」 「滑川の街道(旧道)の魅力が分かり楽しかった。」 「新川に共通した歴史とともにそれぞれ地域独自の歴史があることに興味がわきました。」 「快晴に恵まれ、初冬の滑川街道巡りと、歴史を興味深く学ばせていただきました。」 今回でLAA13「ふれよう!新川-街道を巡る-」全4回は終了です。 ありがとうございました。 お問い合わせ先 新川地区センター 〒937-0011 富山県魚津市木下新144 電話番号:0765-22-4001 FAX番号:0765-22-0901