LPB2「富山人から生き方を学ぶ-地域の魅力を広げよう-」 [更新日:2023年12月11日] つながる学びわくわく講座つながるふるさと学びコース(地区連携型) LPB2「富山人から生き方を学ぶ-地域の魅力を広げよう-」 「自然エネルギーをいかしたまちづくり、住まいづくり ~パッシブタウン~」 日 時:令和5年12月7日(木) 14:00 ~ 16:00 場 所:富山県民生涯学習カレッジ新川地区センター 講義室 講 師:YKK不動産株式会社 取締役 八木 繁和 氏 ※対面会場(新川地区センター)での講座の様子をオンライン会場(富山・高岡・砺波地区センター)へ配信し、開催しました。 講師の八木先生 対面会場での講座の様子 オンライン会場からの質問に 熱心に回答してくださいました 過度なエネルギー消費に依存せず、太陽光や風、水などの自然エネルギーを最大限に活用する「パッシブデザイン」の考え方を取り入れ、扇状地である黒部ならではの伏流水や「あいの風」等を自然エネルギーとして活用し、持続可能な社会にふさわしいローエネルギーの「まちづくり・住まいづくり」を目指す取り組みである「パッシブタウン」について学びました。 講座では、パッシブタウン開発に至った経緯やパッシブタウンのコンセプト、そして第1街区から第5街区の概要について、多くの資料をもとに丁寧に説明していただきました。また実測データに基づいた性能評価とアンケートによる居住者満足度から、パッシブ設計によって自然エネルギーを利用し、エネルギー消費を抑制しつつも快適な住環境の創出が実現できることを教えていただきました。 <参加された皆様の感想より> 「私が住んでいる黒部で、こんな先進的なことが行われていると知りませんでした。オシャレな場所というイメージがありますが、こんな環境の事を考えている取り組みをもっとたくさんの方に知ってもらいたいと思いました。ありがとうございます。黒部に住めて自慢できます!YKK農場の話をもっと聞きたいと思いました。別の機会があればいいです。八木先生の穏やかでクレバーな話し方に引き込まれました。」 「ネーミングは「パッシブ」だが、そこへの取り組む姿勢はまさに「アクティブ」だと感心した。壮大な実験と成功はなんと言っても八木様の豊富な海外勤務の賜であり、会社トップの英断があったことを理解しました。行政は地方への本社移転は渇望課題であり、小矢部市のゴールドウィンの例も含め、全県的に展開が望まれます。パッシブタウンの更なる拡大を念じます。」 「パッシブタウン」という言葉を初めて聞きました。話を聞くことで、少しずつ理解することができました。会社も自然を生かし、持続可能な社会にふさわしいまちづくり、住まいづくりを考えて進めておられることがよく分かりました。大変勉強になりました。 お問い合わせ先 新川地区センター 〒937-0011 富山県魚津市木下新144 電話番号:0765-22-4001 FAX番号:0765-22-0901