つながる学びわくわく講座つながる体験コース LAA13「ふれよう!新川 -街道を巡る-」第2回 [更新日:2023年11月15日] 「ふれよう!新川-街道を巡る-」 第2回 日 時:令和5年10月14日(土)10:00〜12:00 場 所:魚津市新角川地区 講 師:魚津観光ボランティアじゃんとこい 会長 伊東清隆 氏 「小津から魚津へ、町を支えた角川を歩く」 コース:大町コミュニティセンター→初代・二代目魚津水族館跡→万灯台→南町の地蔵堂→角川橋→魚津八幡宮→桃原寺山門前→大梅寺屋敷→街道松→大町コミュニティセンター 講師の伊東氏。 角川沿いや北陸街道の史跡を巡り、小津から魚津への改称など、魚津の歴史を詳しく解説くださいました。 <角川を歩く> 角川の河口には早くから人々が住みついたこと、久和氏・高円氏が魚津市の開祖とされること、初代・二代目水族館が大町コミュニティセンターの裏手の海岸にあったことなどを教えていただきました。 <万灯台> 江戸時代末期、魚津港(角川尻)には、日本海を往来する舟がたくさん出入りしていました。万灯台は魚津港の最初の灯台です。 <八幡騒動と魚津八幡宮献灯みこし祭り> 「八幡騒動」は、祭りを取りやめるなどした町奉行の圧政に不満をもった氏子が太鼓を打ち鳴らし騒いだ1828年の事件。67人が投獄され3人が打首の刑に処されました。祭りは禁止となりましたが、明治時代に復興しました。その喜びと犠牲者の慰霊がこのお祭りの起こりだそうです。 <桃源寺山門前> 本堂には、火災のとき水を噴くとされる「水噴きの龍」の彫刻があるそうです。山門は、敵の矢から守るために本堂と山門がずれています。 <大梅寺屋> 江戸時代から魚津で、しょうゆ・酒の醸造業を営んだ豪商寺崎家の屋号です。明治天皇北陸行幸で宿泊されたことやそのときの様子について詳しく教えていただきました。 漁業で栄えたことや、漁師や町家の間取りと生活、角川の氾濫、二代目水族館の屋上で描かれた棟方志功の油絵「毛勝山の図」、魚津城下町と北陸街道など、魚津市の開祖からの変遷や史跡について丁寧に教えていただきました。 <参加された皆様の感想より> 「魚津に住んで長い事経ちますが知らない事ばかりでした。」 「魚津の歴史を角川を通じて教えてもらう良い機会になりました。」 「知らなかった魚津、角川の歴史を知ることが出来て満足、天気も良くて更に満足でした。」 「近い町でしたがいろいろ勉強できました。小津をなつかしく、原点を知れました。」 「幼少のころの水族館をなつかしく思うことができました。」 次回は10月21日(土) 場所:黒部市生地 第3回 「浜街道・生地を行く」 講師は、黒部観光ガイド・生地 松野 均氏、吉田満溢氏です。 お問い合わせ先 新川地区センター 〒937-0011 富山県魚津市木下新144 電話番号:0765-22-4001 FAX番号:0765-22-0901